- 2025.05.09 UP !
インドに来ています🇮🇳⑦ 前編
昨日の哲学の授業は、ヨガの八支則(はっしそく)」についてでした。
ヨガにおける基本の考え方で、
「悟り」に自分を導く8つのルール
みたいなものです。
その土台となる
YAMA(ヤマ)
「私と私以外のものとの関わり方」
ヤマの説明をする中に、
マハトマ・ガンディーが出て来ました。
通訳さんが「ガンディー様」と敬意を込めているのが印象的でした。
日本人の私たちは、ヨガに関わって居なくても、教科書でその存在を知って居ますし、
私の中でも、インドの修行僧で悟りを開いて政治に関わった人という認識です。
ガンディー様はヨガのベースである、ヤマという教え、その中でもahiṃsā「アヒムサ」(暴力をしない事)を実践した事で有名だそうです。
その慈悲深い在り方は、人を動かし国を動かし、インドを独立に持って行ったのだと教わりました。
ahiṃsāを忠実に実践する事はとても大きな力があります。私たちはそうする事で、自分だけでなくまわりにもとても大きな変化を与えるそうです。
ガンディーが生涯を通して実践したahiṃsāはとても厳格なものだったそうです。
・命あるものにあらゆる苦痛を与えないこと
・敵意の感情をもたないこと
・悪意や憎悪、呪いの感情をもたないこと
ahiṃsāの本質を追求して追求して生きていたそうです。
そんなガンディーは、本当の非暴力は物質的な状態ではなくて精神的なものであると導き出し
ahiṃsāとは
心の動き(cittvṛtti)を止滅(nirodh)させることであると考えたそうです。
ヨガ・スートラを読んだことがある人はピンと来るかもしれませんね🤭
長くなってしまったので
続きはまた明日お話ししますね。
akane♥
