- 2025.08.27 UP !
瞑想とサマーディ 〜ヨガの最終目的とは?〜
「ヨガ哲学入門編」シリーズも、いよいよ最終回となりました。
これまでに、ヨガの本当の意味、日常に活かせる教え、ポーズの奥深さをお伝えしてきました。
そして今日は、ヨガの“最終目的”とも言われる**「サマーディ」と、それにつながる「瞑想」**について、やさしくご紹介したいと思います。
サマーディとは?
〜深い統合、一体感、目覚めの状態〜
サマーディとは、サンスクリット語で
**「完全な統合」「目覚めの状態」**
を意味します。
言葉では説明しきれないほど繊細で深い感覚ですが、あえて表すなら…
- 自分と世界がひとつになったような感覚
- 時間が止まったように“今ここ”に満ちている
- 分離感や不安が消え、ただ「在る」ことの安心が広がる
そんな、心の最も静かな状態のこと。
でもこれは、特別な修行を積んだ人だけのものではありません。
ヨガの本質は、「誰もがその感覚に触れる可能性をもっている」ということなのです。
サマーディを“日常に持ち帰る”には?
サマーディという言葉を聞くと、
「そんな境地、自分には遠い…」と感じるかもしれません。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
- 朝の光にハッとした瞬間
- 誰かのやさしさに涙が出そうになった瞬間
- 呼吸とともに心が落ち着いた瞬間
それはすでに、小さなサマーディかもしれません。
ヨガの目的は、どこか遠くにある「完璧な悟り」を目指すことではなく、
日常の中に“静けさ”や“一体感”を取り戻すこと。
そしてそれは、瞑想という練習を通して、少しずつ育てることができます。
瞑想のはじめかた(簡単なガイド)
瞑想はむずかしいことではありません。
まずは、1日3分から、静かに座ることから始めてみましょう。
🌿 シンプルな瞑想のステップ
- 静かな場所に座る(椅子でもOK)
- 背筋をやさしく伸ばし、肩の力を抜く
- 目を閉じるか、薄目で一点を見る
- 呼吸に意識を向ける(吸う・吐く)
- 思考が浮かんだら、否定せず、また呼吸に戻す
- タイマーが鳴るまで、それを繰り返す(最初は3〜5分)
呼吸を感じている時間、
私たちは「過去や未来」ではなく、
「いま、ここ」にいます。
その時間が少しずつ長くなることで、
心はしだいに静かさを取り戻していきます。
ヨガ哲学は“特別なこと”じゃない
ヨガ哲学は、インドの偉人たちが語る高尚な教え…ではなく、“わたしたちの毎日”を、よりやさしく、豊かにするための智慧です。
- 自分を責めないこと
- 誰かを思いやること
- 自然と調和すること
- 今ある幸せに気づくこと
そうした小さな“ヨガ”の実践を積み重ねることで、私たちは少しずつ、心の中心へと戻っていけるのです。
おわりに:
心の真ん中に、そっと戻る
この4回のシリーズを通して、ポーズの奥にあるヨガの世界に、少しでも触れてもらえていたら嬉しいです。
ヨガは、ポーズの時間だけではなく、
あなたがごはんを食べるとき、眠るとき、歩くとき…
**すべての瞬間に生きている“道”**です。
今日もあなたが「心の真ん中」で過ごせますように。
呼吸とともに、あなたらしい1日を🕊️
erica🪸🐠
