🌙熱こもりを冷ます「月礼拝」〜陰のエネルギーでクールダウン〜

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8月のテーマは「夏を心地よく乗り切るヨガ」

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毎日じっとりと暑いこの季節、身体にも心にも熱がこもりがちですよね。

そんな時期にぴったりなのが「月礼拝（チャンドラ・ナマスカーラ）」という、ヨガのシークエンス。

今日はその魅力と、実践のポイントをお伝えします。

🌞 太陽礼拝とのちがい

朝のヨガクラスなどでよく行われる「太陽礼拝（スーリヤ・ナマスカーラ）」は、陽のエネルギーを活性化させる、ダイナミックで力強いフロー。

それに対して「月礼拝」は、静けさ・内向きの意識・鎮静を促す“陰”のエネルギーを育むものです。

☀️ 太陽礼拝：動 → 熱を生み出す

🌙 月礼拝：静 → 熱を落ち着ける

どちらも大切ですが、暑さで疲れやすいこの時期は、体と心をクールダウンさせる月礼拝がおすすめです。

🌾動きながら整える「陰」の流れ

月礼拝は、ゆったりと左右対称に身体を動かしていくシークエンスです。

大地にしっかりと足をつけて、重力を感じながら呼吸とともに動くことで、熱のこもった身体を自然に落ち着けてくれるのが特長。

力むことなく、じわじわと広がっていくような感覚。

特に、骨盤まわり・背中・体側をゆるめることで、“巡り”が整い、内側から涼しさが生まれてきます。

🧘‍♀️おすすめポーズ3選

以下は、月礼拝に取り入れやすい代表的なポーズです：

① ゲッコーランジ（とかげのポーズ）

股関節まわりを大きく開いて、こもった熱を逃がす。

重心を下げることで、自然と呼吸も深くなり、落ち着いた感覚が広がります。

② 女神のポーズ（ウッカタコーナ・アーサナ）

下半身の安定と、上半身の開放感を同時に感じられるポーズ。

地に足をつける感覚＝グラウンディングが深まります。

③ 門のポーズ（パリガ・アーサナ）

体側をしっかりと伸ばすことで、胸・肺・内臓にこもった熱をリリース。

動きながら、呼吸がどんどん涼やかになっていくのを感じられます。

🍃実践後の“涼しさ”に注目

月礼拝のすごいところは、「終わったあとに汗をかかないのに、スッキリしている」感覚です。

これは、単に“冷える”のではなく、内側の熱を上手に“抜く”ような心地よさ。

・頭がスッキリする

・心が静まる

・呼吸がゆっくりになる

これらを感じられたら、きっと月礼拝があなたの“夏の味方”になってくれるはずです。

📝まとめ

夏のヨガは、「がんばらないこと」が大切。

ポーズを完璧にとるよりも、“今の自分にやさしい動き”を選ぶことが、ヨガの本質に近づく第一歩です。

次回は、「呼吸で熱を逃がす」ちょっとユニークなプラクティスをご紹介します。

冷房に頼りすぎず、自分で整えるヨガの知恵、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

📅 スタジオでも、月礼拝を取り入れたクラスを開催しています。

お気軽にご参加くださいね。

暑い夏こそ、やさしく自分を整えてあげましょう🌕