🔥「クールマインド・ホットハート」〜冷静さと情熱の共存

8月も終わりに近づき、暑さとともに何となく心もソワソワ、気持ちが浮ついたり、怒りっぽくなったりしていませんか？

夏休みのママさん達、本当にお疲れ様です。

実は夏は、体温だけでなく**「エネルギー」や「感情」も高まりやすい季節**。

ヨガの世界では、そうした「外向きのエネルギー」と「内なる静けさ」をどうバランスさせるかが、大切なテーマとなります。

今回は、「クールマインド・ホットハート」をキーワードに、ヨガで育てる

**“落ち着いた情熱”**

についてご紹介します。

☀️ 暑い夏は心も暴走しがち

夏は太陽のエネルギーが強く、自然と活発になったり、刺激を求めがちになります。

でもその一方で、

• 予定を詰め込みすぎて疲れる
• 気持ちが焦ってイライラする
• 自分の気分に振り回されやすくなる

…こんな“暴走モード”に入ってしまうこと、ありませんか？

ヨガの哲学では、こうしたエネルギーの偏りを「ラジャス（激性）」と呼び

バランスを取るためには

静けさ＝「サットヴァ（純性）」

を育てることが必要だとされています。

🌿 静けさと情熱、両方を育てる

ヨガが目指すのは「冷たい心」ではなく、「落ち着いた心」。

冷静な視点で、情熱を持って進む

自分の内なる炎を、暴れさせず、丁寧に燃やし続ける

これが、ヨガの教える「クールマインド・ホットハート」の状態です。

たとえば

• 呼吸が乱れたら、静かに整える
• 感情が揺れたら、すぐ反応せず、内観してみる
• やりたいことは持ちつつ、無理せず、今を味わう

こうした小さな選択の積み重ねが、心の温度を整えてくれるのです。

🔍 感情との向き合い方

ヨガでは、感情は「良い・悪い」ではなく、「気づくもの」。

怒りや焦り、イライラもそれに気づき、扱い方を学ぶことで、心の自由が広がる。

そんな考え方を大切にしています。

だから、感情にフタをする必要はありません。

むしろ、感情が湧いたときこそ「自分を知るチャンス」‼️

🧘‍♂️ 今すぐできるミニプラクティス

感情がざわついたときにおすすめの、1分呼吸リセット：

1. 背筋を伸ばして座る（立ったままでもOK）
2. 鼻から4秒吸う
3. 鼻から6秒かけて吐く
4. これを5〜6回繰り返す（約1分）

吐く息を長くすることで、副交感神経が優位になり、心のクールダウンが促されます。

📝まとめ

夏の終わりは、心も体も“熱疲れ”しやすい時期。

外の熱に振り回されず、自分の内側の「炎」を穏やかに燃やし続けるには——

• 呼吸を整え
• 感情を見つめ
• 焦らず、でも情熱を持って、今を生きる

この「クールマインド・ホットハート」の在り方が、自分にも、人にも、穏やかな関わりをもたらしてくれます。

これで「猛暑の8月に役立つヨガ」シリーズは終了です🏝️

体と心を整えるヒントが、日々の暮らしの中で役立ちますように。

ヨガは“特別な何か”ではなく、日常をちょっとラクにするための知恵です。

また次の9月のシリーズもお楽しみに🍃

Have a good day

erica🪸🐠